笑顔がはじけた(提供:Augusta National Golf Club)

やりました。
ついに勝ちました。おめでとうございます。

今週は、笑顔でラウンドしていましたから、いつもの悲壮感がなかった。
これからまた、勝てるでしょうね。

1つだけ残念だったのは、スピーチ。
もう7.8年アメリカで暮らしているのだから、簡単な日常会話は出来るはず。
上手く話そう。上手に話そうなんて、考えてしまうから、通訳が必要になる。
相手の言っていることが、分からなかったら、通訳の人に聞けば良いのだから・・・

単語を並べるだけでも良いから、本人の言葉で話してもらいたかった。

メンバーのFさんから、誕生日の割引があるのでと、2組で行ってきました。
確か去年も行きましたね。
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久しぶりの龍ヶ崎。朝レストランに行くと、これまたメンバーのKさんを中心に酒盛り。
みんなが、おにぎりセットを食べていたので、注文するも、中々、来ない。結局、忘れられてしまったようで、時間切れ。龍ヶ崎のレストランは、いつも良い感じなので、珍しい。まぁ、そんなこともあるか。
席を立つと、若い男性のレストランスタッフが、私に声をかけて来た。前田さんはお元気ですか?このところお見えにならないので、よろしくお伝えください。
どうして、ビジターの私なのか疑問ですが・・・笑
思い出したので、中断して、伝言をラインに入れる。


今日は運よくメインのOグリーン。パッティンググリーンに行くと、転がりが素晴らしく、10フィートぐらいだろうか。近頃、あちこちでコーリングしているので、遅いグリーンが多い中、何とも嬉しい。
ちょっと打ってしまうと、すーーと行ってしまうので、距離を合わせる練習を入念に行い。
珍しく、時間をかけて練習をしました。

ブラックティーと思いきや、ブルー。HCの合計で制限があるようですが、2組でメンバーが2人いるのに使えない。というより、
メンバーが好きなティーから、プレー出来ないとは、良くわからない。

10番ホール。グリーンを見ると、コーリングの後が分かる。それでも暫く前に行われたようだし、穴もなく綺麗だったのでと8mのパットを打つと、半分も行かない。えっ。
練習グリーンは10フィート以上転がったのに、本グリーンは8フィートぐらいだろうか。遅い。
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名門、龍ヶ崎が、こんなことをしては良くありません。
メンテナンスは必要だし、その時期、グリーンが遅いも仕方がありません。
しかし、練習グリーンは速く、本チャンが遅いのは、最悪です。どうして、同じにしないのか。

コースも良いし、スタッフの対応も素晴らしいのに、ティーの件、グリーンの件は残念です。FWの芝も長く、ところどころ、つくしのように先が黒いものまでありました。私はメンバーではないし、仲間と楽しくゴルフをしてきましたが、この状況では、暫くはいいかなぁ。




日本には、本来あるべき姿の、プライベート(会員制ゴルフクラブ)は皆無です。
日本の名門コースのメンバーになっている方々でも、海外の名門クラブとの違いを知れば、恐らくは、愕然とするのではないでしょうか。

私ごときが、何をの賜っても、変わることなどありませんから、いちいち、あげつらうことはしませんが、残念だと思うことは、そんな事情をよく知っている。テレビやラジオ、または雑誌の媒体で、海外はこうなんですよ。と、発信している人たちが、海外のクラブとあからさまに違う。日本のゴルフ場の恥部、メンバーに対する理不尽なシステムについては、一切、口をつぐんでしまい。誰も発言、発信をしないことです。

私とて、海外に出るまでは、何も考えず、疑うことさえせず、当たり前だと思っていましたから、井の中の蛙、大海を知らず。ということでしょうが、考えてみれば、情報がない。入ってこないのですから、知る由もありません・・・

さて本題。
オーストラリアでは、ゴルフ場のグレードを表すティア1からティア3。名門群ティア1 例えば7コース。ティア2 20コース。それ以外はティア3 などと、クラス分けがされています。
ティア1、2では、メンバーが同伴しなくては、プレーは出来ません。ティア3になると、セミパブリック。つまり日本のメンバーシップに近くなります。

ティア1の名門群は、入会に際し、サインする人が7人。しかも、何度となく一緒にゴルフをしたことが条件であり、入会者の人柄や、その人の関係性まで記入する紹介状が必要になります。
もちろん、入会の面接では、メンバーの身元保証人になる2人が同伴し、まずは、入会者だけの面接、次に身元保証人のとなるメンバーだけの面接になるので、もし話に食い違いがあるとまずいし、サインするメンバー7人も、入会者が問題を起こすと、引責になるので、サインをもらうことが簡単ではありませんから、簡単には入れないのが現状です。

これがティア2になると、簡単に入ることが出来ます。ティア3になると、サインしてお金を払うだけ。

ティア1には、中々入れませんが、クレジットヒストリーまでチェックが入るので、入ってしまうと、あれこれと決めごとはありませんし、クラブ内で使うお金、例えばプロショップで幾ら買い物をしようが、レストランで幾ら使おうが、月末に請求があるまでは、一切支払いも発生しません。
請求があってからも、すぐに払う必要などありません。ですから、入ってしまえば、その後は、気分良く過ごせます。

ティア2は、まずは、お金をゴルフ場にディポジットしておき、その中の範囲であれば、使えますが、不足になると、すぐにお金を預けなくてはなりません。
入会は楽ですが、入ってからの決まりごとや、制約も多いのが特徴です。
ティア3になると、制約も多く、支払いは、その場になります。

日本はどうでしょうか?
名門とはいえど、海外の名門に比べると、かなり簡単です。
入ってからは、どうでしょう。あれこれ決まりごとが多いですよね。

ゴルフ場の洗面所に、使ったら軽く拭いて下さい。とか、タオルは持ち出さないで下さい。と、そこそこのゴルフ場でも、書いてあるのを見かけますが、このようなゴルフ場は、洗面所は汚くされる。タオルは持ち出される。つまり、そんなメンバー、ビジターが多いんですと、発表しているようなものです。


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