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練習スペースには、スクリーンゴルフやトラックマンを置いたりはするのですか?
それに対して、置くつもりはありません。と答えています。

日本はもちろんのこと、アメリカやオーストラリアにも、パブと併用したスクリーンゴルフが幾つもオープンしていますが、その大部分が閉鎖に追い込まれています。
理由は簡単で、面白おかしくやるのは、せいぜい1.2度ですから、すぐに飽きてしまい、誰もやらなくなります。

トラックマンも同様に、多くのアマチュアには、その数値を1度みれば、それ以後何度となくチェックする人は、ほとんどいません。
昔、ヘッドスピードを測る機械を導入して、スイングスピードから最適なシャフト選びと、やったゴルフ用品の大手もなくなりました。
今では、簡単な装置だけでヘッドスピードを測ることが出来ますが、これがまた全く無意味なものです。
何故なら、多くの人は、どれだけヘッドスピードが出せるのか。それだけに集中するので、まんぶりに終始してしまい、意味がないからです。

私の意図するところは、スイングをビデオに撮って、現状を把握してもらい、スイングの修正の役に立てばいいし、もっと言えば、互いにビデオを見比べて、酒の肴にしても良いのではないか、そう考えています。
更には、私からもアドバイスする場合、頭の中で想像するより、目の前で今のスイングを見ることが出来れば、とても分かりやすいと思いました。

従って、シンプルにしました。
実際のところ、私自身も初めて、鳥かごの中で打ってみましたが、私がそうしたから言うのではなく、これは良い練習になると思っています。
まず、ボールの行先が気にならないので、思い切ってスイングをいじれる。
鳥かごの中ということで、手に来る打球感が繊細になる。
ショートアイアンより、むしろロングアイアンの練習に最適。

それから、これは海外ではやりませんが、日本では、グリーンと同じ速さを持つチッピングの練習場がないので、日本の練習場で、その代わりとしてやった、やり方があるのですが、取りこぼしをしたくない10y、15yを想定したチッピングの練習として、インドアは悪くないと思いました。