ゴルフ場もついに2極化に向かっているようです。

今までは、全てのゴルフ場が同じ方向を向いていた、見ていたので、あちこちに違和感を覚えましたが、暫くぶりに日本のゴルフ場に行ってみると、その様変わりに驚かされます。

1人予約のシステムは、とても良いものだと思いますが、やはり参加するゴルフ場が限られているので、数は多くはありません。
これらのゴルフ場は、メンバーはいるものの、ほぼパブリックの趣です。
茨城県でいえば、平日で安いところなら、食事がついて6000円程度、土日でも1万円程度でプレーが出来ますから、とても安いと思います。
こんな感じだと、ゴルフ場の会員になる必要はないと思う人も多いと思います。

私の知る限り、本来、メンバーフィーは無料だったり、数百円というものですから、セルフでプレーをする場合、税金と食事を払っても、4000円程度のはずです。
ところが一人予約を受けているゴルフ場や、ネットでいつでも予約が出来るゴルフ場では、メンバーでも概ねビジターと変わりがありません。
とても不思議なのは、本来ならメンバーフィーは、いつでも一緒のはずなのに、平日はビジターが6000円ならメンバーは5000円になり、土日はビジターが13000円になるとメンバーは9000円ぐらいになるのが、上手く出来ているというのか、バカにしているというのか、とても不思議です。
確かにこれでは、メンバーになる価値はありません。

一方で、多くのゴルフ場の会員権も値下がりをしていますから、今までと同じように経営をしているゴルフ場の場合、メンバーは、食事をして、キャディー付きで9000円から1万円、ビジターは15000円以上になり、土日になるとメンバーは同じですが、ビジターは25000円以上になります。
こうなると、会員権が安くなった今、以前と同様な経営をしているゴルフ場であれば、むしろメンバーになる価値が出てくると思います。

仮に月に1回、土日にプレーをした場合でも、ビジターとの差額が15000円以上になるので、10年もすれば、150万円程度のゴルフ場であれば、差額でペイ出来ます。