それほど、多くは打ちませんが、今日も打ってきました。練習嫌いの私としては、今までには考えられなかったことです。
シャロ―スイングは、日本でも流行っているようですが、お客さんの話を聞いてみると、最近のトレンドのようです。
YouTubeをみると、それはそれは、日本を象徴しているかの如く、幾らでも動画が出て来ました。

実際のところ、私の知っている限りでは、オーストラリアでは、4年前には多くのゴルフファー、特に若い人たちの間では、流行っていたし、それこそ、YouTubeに沢山出ている、ドリルなどを、みんなで取り組んでいるのは知っていました。

我々のような年寄りになると、今までのスイングとは、かけ離れているし、何十年もやって来たスイングを捨てて、いちから、取り組んでみようとする人は少なく、また若い人のように柔軟に対処、対応も出来ませんから、私も当然のごとく、そうなんだ。と思いつつスルーして来ました。

しかし、今、このような状況になってみると、すでに時代遅れのスイングに戻そうとするより(実際にはそれすら出来ませんが)どうせなら、過去のことなどすっかり忘れてというのか、出来れば、削除して、新しい流行りのスイングに挑戦してみようではないか。
と、そう思うようになりました。

考えて見れば、ボールやクラブの進化だけでなく、現在のゴルフの環境というのか、やはり、情報量の多さなどを考えると、我々がゴルフを始めた頃とは大きく違いますね。
私のことを振り返れば、始めたころ、主流はべた足打法。その次に出て来たのが、アメリカン打法といって、アップライトに上げて、ダウンブローに打ち込む。フィニッシュでは、逆Cの字といわれたものでした。まさしく私などは、当時、動画やビデオもありませんから、ゴルフ雑誌に出ていた、プロのスイングの分解写真を見ては、コマごとに真似をしたものです。

しかし、そのスイングでは、首や腰に負担が大きいということになり、スイープ。ボールだけを打つ。ターフを取らない打ち方が主流になり、体重移動をしながら、無理に頭を残さない。
身体にやさしいスイングなるものが流行りました。
それからは、打ち込むというより、払う感じというのでしょうか、それに応じてスピンコントロールをするゴルフになり、その次は一軸のスイング。
まぁ、どちらかといえば、パーシモンからメタル、チタンになりと、道具の進化に連動するように、ゴルフの理論も変わっては来たと思いますけど。
新しいものが出てくれば、全てを取り入れようとして来ましたが、50歳を超えてくると、つねに今更。そんな思いが強かったので、多少のマイナーチェンジには取り組むも、それ以上には行けなかったし、シャロ―スイングも、全くスルーでした。

ということで、取り組みを始めたのですが、今日からゴルフを始めます。そんな人の方が余程、取り組みやすいのではないか。それぐらい、難しいといのか、今の私の頭の中にある、常識。身体の動きをゼロにするのも結構大変です。