プレーオフシリーズの第2戦。松山選手が63でトップに立った。実際にはまだやっていますが、残りのホールから見ても、間違いのないところでしょう。
つい先日、ショットは良いとしても、あのパッティングでは勝てない。と書いたら大爆発。
嬉しい誤算。
そろそろ優勝をしてもらいたいとも思うのですが、もし優勝すると、プレーオフシリーズの総合優勝にも
大きく近づくので、ぜひぜひ勝ってほしいものです。

心配なのは、やっぱりパッティング。
明日以降も、パッティングさえ、そこそこに入れば、ショットは良いのですから大丈夫でしょうが、久しぶりに中継を見る気になりますね。

開催コースのメダイナアは、シカゴ近郊の名門コース。この近辺には、トーナメントを開催できる素晴らしいコースが幾つもありますが、その中でも、メダイナはコーグヒル4番と並んで有名なコース。
私のメダイナに対する記憶といえば、20年も前の話になります。
NBAのスパースター、マイケル・ジョーダンは、説明の必要がないほど有名な選手ですが、所属したのがシカゴブルズ、まさにシカゴでは、神様のような存在でした。
当時は大統領より人気があるといわれていました。その選手、マイケル・ジョーダンを袖にしたのがメダイナだったんです。
つまり、彼がメダイナのメンバーになりたいと申し込んだ際、それを拒否したと、もっぱらの評判になっていました。

黒人差別と騒ぎにもなるほどでしたが、そこはメンバーシップのゴルフ場ですから、いかなる理由であっても、ゴルフ場がダメといったらダメになります。
ただし、あれだけ人権と騒ぐアメリカであっても、ゴルフ場の決めたルールに対して、周りから非難されることはありませんでした。
今でも、世界の多くの名門コースコースには、女性はメンバーになれない、プレーすらさせないという、現代では考えられないようなルールを、いまだに採用しているゴルフ場も多くあります。賛否は色々とあるでしょうが、会員制のクラブでは、どのような入会条件だったり、決め事があっても、それは尊重されるべきでしょう。
霞ヶ関がオリンピックをやりたいために、あれだけ厳格にやっていると有名なゴルフ場が、ルールまで変えてしまうのですから、日本では理解されないでしょうけど。