8打差あった最終日、逆転優勝。

もちろん、渋野選手が出したスコア8バーディーのノーボギーも凄いのですが、今大会は彼女だけでなく、ビッグスコアは出るコース。

常識的には勝てないでしょう。

優勝争いをしていたのは、申・ジエでありイ・ミニョン、そしてテレサ・ルー。彼女たちの誰か一人でも、4,5アンダーで回っていたら、チャンスはありませんでした。
歴戦のつわものたちが、こぞって伸びないのは、考えられないし、説明がつきません。

ジャンボ尾崎選手がそうであったように、彼女が勝つようになるべく流れが出来ている。偶然が重なる。
信じられないことが起きる。
もちろん、今まででも日本のメジャーに勝つ。全英に勝ったのだから、それだけでも信じられないようなことでしたが、今回の勝ち方は、また違った意味で信じられないことが起きたようです。

女子では、樋口久子さんと岡本綾子さんは、男子の尾崎、青木選手のような、日本ゴルフ界のスーパースターですが、もしかすると、渋野選手は、彼らレジェンドたちをも完全に凌駕する、世界のスーパースターになるかもしれません。