2019年10月

試合の時、一緒になったTさんがメンバーのコース。
面白いコースですよ。というのでやって来ました。
関東圏であれば、行っていなくとも大体のコースの名前ぐらいは知っていると思っていましたが、ゴールデンレイクスというのは聞いたことがなく、ちょっと意外でした。

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クラブハウスは大きく豪華。
コースも6800yにしては長く感じました。
インターバルは、上り下りありますが、ホール、ホールはフラットに出来ています。レイアウトも良いと思います。
しかし、何故か私の評価は良くありません。

その理由として、クラブハウス、コースとメンテナンスが酷すぎました。
クラブハウスは大きいので、それだけ維持管理費もかさむでしょうが、床の絨毯はところどころ剥がれていたり、シミなどが目立つので、清潔感が感じられません。

コースもグリーンの芝は長く、今日は刈っていない感じです。フェアウエーの芝も長かったので、ランが出ないから、余計に長く感じたのかも知れません。
アウト39、イン37.

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山の上に来ると、眼下に街が見えて、眺めは良いですね。
今はカートでスイスイと行けますが、以前は歩いていたのですから、これを歩くとなると、想像するだけでゾッとします。

コース内に幾つも大きな岩というのか、石があり、それぞれに加工もされていたりで、眺望が良いのですが、その他の細工やこだわりを見ても、バブル当時にはお金をかけて造ったのだろうと、容易に想像出来ますが、如何せん、それらを維持管理する経費が潤沢ではないようです。

ポテンシャルはあるので、とても残念ですが。



現在、私が取り組んでいるものをいうなら、筋力も集中力も落ちた今、今までと同じように振っていたら、再現性は保てない。そんな結論に至りました。

練習嫌いで、如何にボールを打たないで上手くなるのか。を、ずっとテーマにやって来ましたから、私のことだから、練習さえすれば、そこそこにはいけるだろうと、ゴルフ再開後、こう考えた私の目論見は間抜けでした。今のままではどんなに練習をしても、目標に掲げた70%にまで戻るはあり得ない。

私の場合で言えば、57歳ぐらいから、ゴルフに関する全ての面で衰えを感じていたので、やらなかった期間があるなしに、練習量を増やしたから良くなるほど、簡単ではないということです。

私は周りの人に対して、どうしたらゴルフが上手くなりますかね。そう聞かれたら、才能。と言います。
しかし、私の場合、若いころから、恵まれた体格があるわけでもなく、ずば抜けた筋力があったわけでもなく、ボールを上手く打てるタイプでもありませんから、自身としては、そういった才能があるとは、思ってはいません。
むしろ、それを言うなら、過去にそういった才能にあふれた人を、周りに幾らでも見てきました。

私に才があるとすれば、ゴルフに対する取り組み方だと思っています。
本来、ゴルフは如何に少ない数字で上がってくるかを競うゲームですから、そうするためにはどうしたら1番効率的なのか。そればかりを考えてきました。
先輩やプロたちから教わったことだけでなく、私なりにアレンジしたり、工夫をしたり、無駄なボールを打たない。
ラウンドでは、上手くない頃から、自分の球筋と相談して、どのように打ったら大たたきをしないのか。
そう考えて来ました。

しかし、現在の私は加齢とともに、思考力も落ちたのか、活用すべき才能を使っていませんでした。
同じことをしていたら間に合わない。足りないのだから、頭を使えよ。工夫をしろよ。って感じです。

このところ、やっとそのことに気づきました。
新しいことなので、取り組んでいることが機能するかどうかは、確証はありませんが、これが機能してくれば、言い方を変える必要がありました。70%まで戻れるのではなく、70%まで上げることが出来るかもしれません。

簡単にいうと、スタンスの取り方に工夫をしています。
例えば、フック系を打ちたい時には、右を向いてクローズドスタンスはお約束ですが、右サイドがOBや池で絶対に打ちたくない時、今までなら、右からフック系で行くか、左を向いて打てば良かったのですが、今はそれでは追いつかず、タイミングを失って右に行ってしまうことがあります。それはアイアンでグリーンに打つ際にも、右のバンカーに入れたくないと思ったのミスは、今までなら左のバンカー方向でしたが、今では右に入れてしまうこともあります。
そこでこのところ、絶対に右に行かせたくない。そう思ったら、左に構えて、クローズドスタンスで打ったりもています。今までなら、頭の中でイメージをすれば、ある程度インテンショナルに出来たことが反応が出来なくなっているので、より極端にする。スタンスを変えることで、肩の回り、バックスイングが取りやすくなる。など、その時々に応じて変えるようにています。
まぁ、これはあくまでも個人的なものですが・・・

私がバックスイングの取り方を変えてみたといえば、どのようにと聞く人がいる。気持ちは分かりますが、実際にみても全く気付くことは無いでしょう。
細かく言えば、シャット気味に上げる。始動を変えただけです。そうすることで、切り返しからの動きがスムーズになると感じたからでした。

以前にも何度か試してはみましたが、当時はトップの位置でクラブが飛球線方向を向いていたので、機能しませんでした。今はスイングの改造のまねごとを楽しんでいるので、トップの位置でクラブが開いていますから、こうすることで、ダウンスイングでクラブがシャローにしやすいと感じました。

こう書いてしまうと、細かいところを気にしているようですが、決してそんなことはありません。
私としては、スイングの始動からフィニッシュまで、確認するために、スローで取りますが、短い刹那的な時間の中での動きを、ここの位置で手がこうなっているとか、角度がどうのなど。
考えることも、気にすることも一切ありません。

教科書通りの素晴らしいスイングと、コマ送りで比較したら、幾らでも違いが見つかるので、では、ここをこうしようと取り組んでも、あっという間に振ってしまうスイングの1コマを治すことなど、出来ないし、仮に出来ても、そうすることで、その人のスムーズな体の動きを邪魔することにもなるので、良い結果になるという保証もありません。
いつも私の考えいることは、どのように振ったら、再現性が高いのか。言い換えれば、同じタイミングで振れるのか。機械のように振れるのか。
これです。

私の周りにいた人を見ても、こまごまと考えている人に上手い人はいません。



腰痛の悪化で暫く、ゴルフどころか練習もままならぬ日々でしたが、数日前より練習が出来るようになり、新袖から10日振りのゴルフ。12年振りの立野クラシック。
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以前、メンバーだったこともあり、懐かしさもありましたが、何度もラウンドしているコースですから、色々と試すのにも絶好の場所です。
外国名なので、どうせ分からないだろうと思っていましたが、付いたキャディーさんが、数ホール行くうちに、私の顔を見るたびに笑うので、また惚れられてしまったのかと思っていたら、ですよね。と気づいてしまいました。
きっと、そのキャディーさんが休憩の時に話したのでしょう。午後のスタートの際、会うキャディーさんから、お久しぶりです。と声がかかりました。

前半はショットはまずまずも、パッティングがイマイチ。3回のチャンスをことごとく外す。3パットを3回。39。
後半は、グリーンを外したのが2回。奥にこぼれてボギー。3回のチャンスで、1mをやっと入れて、36。
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10年以上たってはいるものの、ボールの止まる位置が情けない。飛距離の落ち込みがまざまざと。
しかし、もう飛距離のことは言うまいと決めた。その分、正確性を上げればスコアは作れるのだから。
腰も良くなったので、今日は色々と収穫がありました。試したいことを試して、納得が行きました。

昨日の練習で、バックスイングの取り方を少し変えましたが、良い感じだったので、今日、やってみましたが、ドライバーの正確性が明らかに良くなりました。
といっても、本来、ほとんど曲がらないので、周りの人には分からないでしょうけど。

このところ感じていた、ポスチャーのずれは、バンカーやショートゲームでは修正出来ましたが、パッティングの際、エイミングに対して、どうしても上手く立てません。
今日はスタンスを色々と試しましたが、ほとんど機能せず。最後の2ホール。少したち気味に構えたら狙いやすくなったので、次回は少しボールに近くたつようにして、丸くならないようにしてみよう。
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ペットボトルを持ち歩いていた人が、セカンド地点でボールの横に放ったので、何だろうと思ったら、中に砂が入っていました。
キャディーさんも4人分は埋めきれないので、せめて自分の分はと、持ち歩いているそうです。
砂袋を持って歩くより、明かに手軽だし、手も汚れない。
中々、良いアイディアだと思いましたが、この人も、他の人がやっているのを見て、まねをしたそうです。今度私もやってみよう。


今日は子供たちの練習を見に来ました。
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レッスンは1時間。練習場では出来ない、ショートゲームの練習とパッティングのレッスン。プロの方は、子供たちとの接し方も上手だし、レッスンの前後はボールも打てます。


中学生の女の子は、レッスンを受けた後、2時間以上ボールを打っていたでしょうか。
私が帰るときも、打っていましたから、もっとかも知れません。


日本のゴルフ事情を鑑みると、プロが付いてのレッスン。内容を考えると、決して高くはないと思います。しかし、仮に週2回のレッスンを受ける。それが週1回だとしても、親御さんの負担分は結構な額になります。
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その他に、クラブはもちろん買わなくてはなりませんし、ラウンドをするとなれば、更にお金がかかるし、学校が休みの土日にやるとなれば、ゴルフ代も安くはありません。
それこそ、私が始めた頃に比べたら、随分と安くはなっていますが、それでも、現状の日本で、子供たちがゴルフをすること。させることを考えると、親の負担はかなりの金額になるので、子供がやりたいといっても、やってごらん。とは、すぐにいえない状況だと思います。


どうしてもオーストラリアやアメリカと比べてしまうので、余計にそう感じます。

ゴルフというスポーツがこれから、誰でも出来るスポーツになるようにするには、多くの改善点があるし、協会やゴルフ場との連携も必要でしょう。

しかし、どう考えても、日本の場合。ましにはなっても、良くはなりそうもありませんね。

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