歯に衣着せぬ。と言いますが、私の場合、4歳児が、そのまま大人になってしまったようなものですから、初めて会う人に対しても、私の考え、感じたことは、包み隠さず、そのままいってしまうので、とかく、敵を作りやすいのですが、特に日本の村社会という中で、上手くやって行くのは、私にとって至難の業です。
大多数の人が、上手くやっているのですから、単に、私に問題があるのだとも思いますが、本当に不可解な点が多い。

ゴルフも、そういった面があります。
海外の場合、例えば、メンバーになる際、なってからも、そうですが、決してウエルカムではありません。ですから、3人知り合いの中に、ポツンと入ると、挨拶はしますが、1人でゴルフをしているようになるものです。
HCが少ない人にも、ほとんど反応はありません。書類上に何が書いてあろうと、関係ないし、大体において、出来なくても出来る。俺は上手い。と、そういった輩が多いので、彼らが見たものしか信用しないので、始めのうちは、誰に対してもそんなものです。

出てくるスコア、彼らにそれを見せることで、認められるし、人間関係も、徐々に知り合いが増える。
ですから、入ったものの、馴染めずに、すぐにやめてしまう人も多いし、一方でクラブ愛は強く、メンバー同士の結びつき、結束も強いのが特徴でしょう。
したがって、複数のゴルフ場のメンバーになるという人は、少数派です。
つまり、何となく、やっている人は、仲間同士でやるようになるし、頭角を現していく、クラブの中心になるような人は、良い言い方をすれば、つねに切磋琢磨して競い合う。別の言い方をすれば、戦っているという具合です。

クラブの代表になるのも、日本だとややこしい人間関係が出てきますが、海外では、成績を張り出して、上から何名と、誰が見ても分かりやすくなっています。
5年連続で選ばれても、成績が悪くなれば、落とされてしまいます。そこには、過去の実績も、年齢も、HCもなく、目に見えるスコアだけ。

試合には出ませんが、その分、実績を残した選手に対しては、尊敬を持って対応しますから、何かの集まりがあれば、まず、そういった人たちは、壇上に上がって、紹介されます。

一方、日本では、たかが私のような選手でも、大歓迎にあいます。どうして、みんな私のことを知っているのか、不思議ですが、今回の金乃台でも、未だに、会う人会う人が、上手なんですよね。よろしくお願いします。今年はクラチャンですね。
同じ組でもない人が、〇〇さんですよね。とわざわざ声を掛けてきて、宜しくお願いします。そんなことも、日常茶飯事です。
大方の人は、私に対して好意的なのですが、その数が増えてしまうのが問題になります。
過去にも経験していますが、クラチャンになった人ですら、始めのうちは、とても好意的なのですが、それがどこからか、妬みに変わったり、面白くない。に変わって行きます。
また、面白がって、空気を入れる人も出てくるので、余計です。

海外なら、始めは冷たいけど、認められれば仲良くなれる。受け入れられる。日本では、最初は歓迎でも、目立てば、ねたまれる、嫌われる。と、こんな構図です。

私も4月には61歳になります。実力も落ちていますから、クラチャンになれるかどうかも分かりません。その前に、私を誤解している人が多いので、念のために申せば、私は若い人には負けないとか、まだまだ戦えるなどと、思いあがる気持ちはありません。
関東アマに出て、予選を通る。年寄りでも、存在感を見せる。そんな気持ちも全くありません。
何故なら、人それぞれ考え方はありますが、どうやっても、勝てない、活躍も望めない試合に出る気もないし、実力もないことはよく理解ています。
あくまでも年寄りのカテゴリー中で、どうなんだろうと、考えるだけです。

同じメンバー同士、ただゴルフをするだけでは、ダメなんですかね。