この数か月、特に、この1か月ぐらいだろうか、私は大谷選手の試合をライブで見ているのは、もちろんのこと、ゴルフをしながらでも、試合を見ていますが、自分でもびっくりしているのは、YouTubeで、大谷選手関連。特にESPNやFOXスポーツなどで、討論されている大谷選手に関するものは、全て見ているといっても、過言ではありません。
1日平均、数時間はYouTubeを見ますが、先日、随分見たと思って、確認してみたら、8時間も、見続けていたので、すっかり、ショウヘイフリーク。自分でもびっくりです。

スポーツ界において、タイトルを取った日本人は、何人もいますが、世界最高の選手といわれた選手、世界の中で、日本人選手が最高の選手になれる可能性があるのは、現在のところ、大谷選手だけでしょう。
しかも、マイナースポーツではない、メジャーリーグです。

そんな中、数日前にアメリカの黒人人気コメンテーターが、英語も話せないといって、大谷選手に批判めいたコメントをすると、あっという間に、炎上しました。

私が数年前、カジノでポーカーをしていた時、そのテーブルには、アメリカ人、韓国人、ベトナム人、フィリピン人。正確には、私以外、みんなアメリカ国籍を持っているのだと思いますが・・・
私は、普段から年に数回、アメリカに行くので、カジノでは、従業員、プレーヤーと、多くの顔なじみがいます。
ポーカーは、最大で9人の人が、1つのテーブルについて、ゲームをしますが、だれかれ構わず、色んな話をしているのが常です。

ベトナム人が、何かの拍子に、日本人を揶揄した言い方で笑い話にしました。
普通なら、その時だけで、終わるのですが、受けたこともあり、次から次へと、日本人をからかう言い方をしました。
ジョークだし、日本人は、そういった面もあると思い、黙っていたのですが、あまりに続けるので、不愉快になって来たので、その男に向かって、その話をまだ続けるのか？
そういうと、何だ。見たいな顔をしたので、いい加減にしろ。
そういうと、その中の1人が、彼に向って、この人は、日本人だよ。そうだよね？


私が行きつけのカジノで、一緒にやったことがあるらしく、そう言いました。
彼は、えっというような顔をしましたが、すぐに、申し訳なかった。と、謝りました。

暫くして、私がテーブルを離れるとき、すぐさま彼は、私を追いかけて来て、申し訳なかった。と、謝って来たので、アジア系のものが、アジア人の悪口を言って、笑いを取ったりするのは、欧米人から見たら、アジア人なんてこんなもんだ。と軽くみられるんだ。
つまり、お前が自分で自分を貶めているようなものだから、気を付けた方が良いといったのを、その黒人のコメンテーターを見て思い出しました。

つまり、アメリカにおいて、多くはないとしても、白人以外は、差別の対象になるのですが、アジア人がアジア人を揶揄して、笑いを取るように、黒人が、中東の人間が、それぞれを揶揄して笑いにしようという人は、結構います。
大勢のアメリカ人を敵に回さないで、うけるには、ありがち。
マイノリティーとして、差別されがちな人が、助長するようなことをする。
黒人も、差別を受けて来ましたが、そんな彼らですら、大谷選手に対して、こうなるのですから、スミスという、黒人コメンテーターの愚かなこと。

苗字で言ったら、こんな話もあります。オーストラリアでスミスといったら、マイノリティー。つまり、白人ではない。アングロサクソンではない。
あるオージーが私に言いました。
本来、黒人のルーツをたどれば、スミスなんていない。日本人でも、中東でもない。
そして、そんな彼らが、つけたがる苗字の、1番人気は、スミスだというのです。